
「スマホやタブレットで取引したい!」
「スマホ版MT4の機能が知りたい!」
「チャート画面の編集方法を教えて!」
大きなモニターや高性能なPCがなくても、FX取引できるようになった時代。
スマホトレードも、どんどん一般的になってきています。
トレーダーなら、ぜひともスマホ版のMT4/MT5も使いこなしたいですよね。
しかし、スマホやタブレットで大きなお金を動かすのは不安という人も多いかもしれません。
なので今回は、初めてMT4アプリを使う人でもわかりやすくミスが無いように、丁寧に解説していきたいと思います。
動画でMT4スマホアプリの使い方をチェック
XMでは、MT4の使い方を解説した動画を提供しています。
そこではスマホ版MT4のインストール方法から基本的な使い方などを、動画で解説されています。
動画はXMで口座を持っていない人でも閲覧可能ですので、活用してみてください。
MT4/MT5アプリとは違うけど、コレもスマホでトレードできます
ちなみに、取引アプリの中には、MT4/MT5の他にXMアプリというものが存在します。
こちらはXM独自で開発されたもので、XMアプリ1つで注文決済から口座の資金管理まで可能です。
XM以外のFX会社の口座は取引できませんので、ご注意ください。
※使い方はXMのウェブトレーダーに近く、オフラインでは利用できません。

android版とiPhone版スマホアプリではアプリの構造や操作方法が若干異なりますので、以下の目次よりジャンプしてください。
また、スマホでご覧の方は、機種によっては画像が見にくい場合もあるかもしれません。
当サイトの画像は全て、ピンチイン/アウトで拡大/縮小が可能ですので、利用してみて下さい。
android版の目次
この記事ではスマホでMT4アプリを利用するためのガイドを行います。
記事内では、XM社のアカウントでログインしていますが、使い方は各社共通です。

android版とiPhone版スマホアプリではアプリの構造や操作方法が若干異なりますので、以下の目次よりジャンプしてください。
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android版の目次
iPhone版スマホアプリをお使いの方は、以下のボタンよりジャンプしてください。
▼PC版MT4の使い方は以下の記事で解説しています。

最初はandroid版のスマホアプリの使い方について解説していきます。
iPhoneをお使いの方は、お手数ですがiPhone版の目次よりジャンプしてください。
スマホでMT4アプリを使う前に(android版)
MT4スマホアプリを使うには、MT4をプラットホームとして採用しているFX会社の口座を開く必要があります。
今回のMT4の解説記事では、MT4を採用している海外FX会社のXMを例にとって、話を進めたいと思います。
口座開設をしてMT4のログインIDとサーバー名を入手
口座を開くと同時に、FX会社からログインIDとサーバー名が送られてきます。
このログインIDとサーバー名とは、MT4のログインIDとサーバー名です。
ちなみに、XMで口座開設をすると「XMへようこそ」という件名で、このようにMT4のログインIDとサーバー名がメールで送られてきます。

POINT
海外FX会社では、なぜMT4が一般的かというと、一番に挙げられるのはMT4の透明性の高さです。
操作性や機能においても使いやすく、容量も大変軽いため、ほとんどの海外FX会社で採用されています。
MT4スマホアプリをダウンロード(android版)
MT4スマホアプリは構造が特徴的で、その特徴がプラットホームとしての透明性を保つ仕組みになっています。
正式名称MetaTrader4/5は、MetaQuarts(メタクォーツ)社が開発したアプリですが、下の画像のように各会社がシェアしながら使用して、サーバーのみ分別管理しています。
違うFX会社であっても基本的に同じMT4スマホアプリを使って取引している構造のため、スマホ版では、一度アプリをダウンロードして、各会社のログインID・パスワードを使い分ければ、同じアプリ内で違う会社のIDで取引することも可能です。
このような構造を持っているため、特定の会社のみがレートを操作するなどの不正を行うことが難しく、MT4は透明性が高いと言われています。
POINT
記事内ではMT4を例にとりますが、MT5の基本操作もほぼ同じですので、MT5の利用者も参考にしてください。
MT4スマホアプリのログインのやり方(android版)
ログインに必要な2ステップ
- サーバーの検索
- ログインIDとパスワードの入力
MT4の初回起動時(android版)

スマホで最初にアプリを起動したら、まず左上のMT4のアイコン周辺をタップして、メニューを開きます。


すると画面右上に「+」マークが出てくるので、そちらをタップします。

海外FX会社で口座を開設済みならば、「既存のアカウントにログイン」を選びましょう。
既存のアカウントとは、MT4のアカウントのことです。
POINT
MT4上で任意のFX会社のデモ口座を開くことも可能ですが、開設できないFX会社もあるので注意してください。
また、任意のFX会社の公式サイトで口座を開いた場合も、同様に「既存のアカウントにログイン」を選択します。
サーバーの検索

FX会社からメールで教えられた「使用するサーバー名」を検索します。
上記のXMの場合は、「XM」と検索すれば画面にサーバー候補が表示されます。
そこで与えられたサーバー名(例:XM Trading REAL31)を探して選択します。
ログインIDとパスワードの入力

任意のサーバーを選択すると、ログインIDとパスワードの入力画面に移ります。
ここで、FX会社から与えられたログインIDと口座開設の時に作ったパスワードを入力します。
これで、ログインは完了です。
- ログインできない時はどうする?
- ログインできない理由は様々考えられますが、MT4とMT5の間違いという単純ミスも多いです。口座を申請するときにMT4かMT5か選びますが、この時に申請したプラットホームタイプとダウンロードしたアプリが間違っていることもあるので、再確認を。
MT4とMT5はほぼ基本操作は同じですが、サーバーが異なるため、MT4のIDでMT5へのログインはできません。
MT4スマホアプリの機能一覧(android版)
MT4スマホアプリの主要な機能一覧
ログインを完了したら、いよいよ操作ができるようになります。
色々な機能がありますが、主要な機能は以下の8つです。
スマホ版MT4の主な機能一覧
- 気配値
- チャート
- トレード
- 履歴
- ニュース
- チャット
- 注文
- 決済
1.気配値
通貨ペアのリストが並んでいる画面です。
通貨ペアの横には現在価格が表示されています。売値と買値が表示されているので、スプレッドも同時に確認可能。
2.チャート
選んだ通貨ペアのチャートが表示されます。
PC版MT4同様に多くのインジケーターや分析ツールを表示させることが可能です。
3.トレード
現在持っているポジションの損益が表示される画面です。
この画面から新規注文やポジションの決済をすることができます。
未決済ポジションで含み益が出ているなら青色、含み損なら赤色で表示されます。
4.履歴
過去の決済履歴がすべて確認できます。
日/週/月の構成になっており、さかのぼって検索することも可能です。
5.ニュース
各FX業者が発行するFXニュースが閲覧できます。
ただし、全ての業者が常にニュースを配信している訳ではないので、口座開設した業者によっては何も届かない場合もあります。
6.チャット
各FX業者のサポートに問い合わせできる機能です。
ただし、業者側でライブチャットを停止している場合など、利用できない場合もあります
注文画面へは「気配値」「チャート」「トレード」のいずれかから、決済画面には「トレード」から進めます。
7.注文
実際に売買の注文を出します。
【気配値】【チャート】【トレード】画面の3つから移行することができます。
IOC注文など、細かい設定ももちろん可能です。
注文画面については、PC版よりも使いやすいという評判です。
8.決済
ポジションの決済をします。
【トレード】画面からのみ、移行できます。
トレード画面と同様に、含み益なら青色、含み損なら赤色で表示されます。
複数ポジションの同時決済機能はなく、一つずつ決済する必要があります。
スマホ版MT4の主な機能は以上となります。
スマホMT4のその他の機能
ここまで紹介した機能だけでも取引は可能ですが、他にどんな機能があるのか気になりますよね。

全ての機能を確認したい場合は、画面左上のMT4アイコン周辺をタップしてメニューを開きます。
すると前述した主要な機能を含む、全ての機能が表示されます。
こちらからだけ利用できる機能としては、以下のものがあります。
メニューからのみ利用できる機能一覧
- 口座管理
- メールボックス
- Economic calendar
- 設定
- ログ履歴
- バージョン情報
1.口座管理
保存した口座一覧を確認する事ができます。
追加で口座を開設した場合はこちらからログインします(手順は初回ログイン時と同様)。
別の口座との切り替えもここから行います。
2.メールボックス
業者からのあなたへのメールが閲覧できます。
業者によっては登録したメールアドレスに直接メールを送っても、このメールボックスは利用しない場合もあります。
3.Economic calendar
MT4とは別のアプリ「Tradays」を起動して経済指標カレンダーが閲覧できます。
「Tradays」をインストールしていない場合は、「Economic calendar」をタップすることでPlayストアに進むので、追加でアプリのインストールを行って下さい。
▼Tradaysのインストール方法や使い方は以下の記事を参考にしてみてください。
4.設定
気配値やチャートの表示設定、パソコンのMT4で発生した約定通知などの受け取り(プッシュ通知)の設定が可能です。
FXニュースの受信設定もこちらから行います。
5.ログ履歴
アプリ操作のログ履歴やサーバーへの接続状況が確認できます。
6.バージョン情報
アプリのバージョン情報の確認ができます。
Google playへの評価や、MT4/MT5のPlayストアへのリンクもあります。
以上がMT4スマホアプリの全機能になります。
業者によっては利用できない機能もありますが、いずれも便利な機能なので、一度試してみることをオススメします。
- MT4の表示時間を日本時間にすることはできますか?
- いいえ、スマホ版MT4の表示時間を日本時間にすることはできません。
MT4のチャートに表示されている時間は日本時間ではない場合があります。
時差は業者によって異なり、例えば海外FX業者のXMの場合は7時間(サマータイム中は6時間)の時差があります。
MT4スマホアプリで注文決済のやり方(android版)
スマホ版のMT4のアプリを使って、どのように通貨ペアをトレードするのでしょうか。
実際の手順を説明します。
MT4スマホアプリの注文画面への行き方
まずは、通貨ペアを選んで注文画面への移行のやり方を説明します。
注文画面への行き方は、①トレード画面、②気配値画面、③チャート画面からの3通りあります。
トレード画面への行き方(android版)
- トレードから注文画面へ
- 気配値から注文画面へ
- チャートから注文画面へ
①トレードからの注文
トレード画面の右上に「+」マークのボタンがあるので、そこをタップしましょう。

※トレード画面から注文画面に入った場合は、正しく通貨ペアの選択ができていない場合があります。
注文ボタンを押す前に、通貨ペアを確認して下さい。

その場合は「気配値」または「チャート」画面から注文を行いましょう。
②気配値からの注文
①任意の通貨ペアを長押しすると、ポップアップメニューが立ち上がります。
②ポップアップメニューの中から「新規注文」を選択すると、注文画面へ移行します。

③チャートからの注文
①任意の通貨ペアを長押しすると、ポップアップメニューが立ち上がります。
②ポップアップメニューの中から「新規注文」を選択すると、注文画面へ移行します。

注文画面の見方・注文方法
注文画面に移行した後の操作方法も見ていきましょう。
注文画面は以下の画像のような構成になっています。

注文手順は以下の通りです。
MT4アプリでの通貨ペア売買注文のやり方
- 通貨ペアの選択
- 注文種別の選択
- 注文数量の選択
- 利確・損切を設定する
- 注文ボタンをタップ
①通貨ペアの選択

注文画面に入ったら、まずは一番上に表示されている通貨ペアを確認して下さい。
特にトレード画面から移行した場合などは、希望する通貨ペアが選択できていない事があります。
希望する通貨ペアと異なる場合は、通貨ペアを選択しましょう。

リストから取引したい通貨ペアをタップして、注文する通貨ペアを選択して下さい。
②注文種別の選択
注文画面で「成行注文」と表示されている部分をタップすると、注文種別の選択が出来るようになります。

注文方法には5種類あります。
成行(なりゆき)注文はそのまま現在価格で注文するという意味ですが、他に4種類あります。
Buy STOP (買い指値) |
現在のレートより低い値で買い注文を予約できる |
---|---|
Buy Limit (買い逆指値) |
現在のレートより高い値で買い注文を予約できる |
Sell STOP (売り指値) |
現在のレートより高い値で売り注文を予約できる |
Sell Limit (売り逆指値) |
現在のレートより低い値で売り注文を予約できる |
これらは初めて注文をする人にとっては分かりづらいと思いますので、イラストにしてみました。

BuySTOP注文(買い指値)は、上昇トレンドの押し目狙いの時によく使う注文タイプです。
このイラストのように押し目を形成した時に備えて、直近の安値(抵抗ライン)に「買い指値」を置くパターンが多いです。

Buy Limit注文(買い逆指値注文)は、ゆるやかな上昇トレンド中のブレイク狙いの時に使う注文タイプです。
このイラストのように直前まで抑えられていた抵抗ラインの上に「買い逆指値」を置くパターンが多いです。
売り注文も2種類あり、考え方は同じです。下降トレンドが発生している時に使う注文タイプです。
- Sell STOP注文(売り指値注文)=戻り高値を売る。
- Sell Limit注文(売り逆指値注文)=下値ブレイクで売る。
成行以外の注文種別を選択すると、現在価格の下に指定する価格を入力する項目が表示されます。

真ん中に表示されている数字(最初は「0.000」や「0.00000」と表示されている部分)が「指定する価格」です。
その左右の「+」と「-」のボタンから、1ポイント単位で価格の変更が可能です。
価格を直接入力する場合は、「指定する価格」の部分をタップする事でキーパッドが表示されるので、そこから入力を行って下さい。
価格の入力が完了したら発注ボタンから注文する事ができますが、その前に注文数量が正しく入力できているか確認しましょう。
③注文数量の選択
注文種別を選択したら、次は注文する数量を、ロット単位で入力します。

真ん中にある数字(最初は「1.00」となっている部分)が注文する数量(ロット)になります。
その左右にあるボタンから「0.1」または「0.01」単位で数量を変更できます。
数量を直接入力したい場合は、注文数量の部分をタップする事でキーパッドが表示されるので、そこから入力を行って下さい。
この時、注意したいのは単位です。
海外FXの場合は、1ロット=10万通貨が基本となり、国内FXとは異なります。
とはいえ、注文は0.01ロットから可能ですので安心してください。
海外FXでの1ロットあたりの注文通貨数
- 0.01ロット=1,000通貨
- 0.1ロット=1万通貨
- 1ロット=10万通貨
ただし、同じFX業者でも口座タイプによって1ロット単位の通貨量が異なる場合もあるので注意しましょう。
例:XMの場合
- マイクロ口座:1ロット=1000通貨
- スタンダード口座:1ロット=10万通貨
- ZERO口座:1ロット=10万通貨
④利確・損切の設定
注文画面では、あらかじめ利確(TP)と損切(SL)の設定をしておく事も可能です。

注文画面の現在価格の下に利確・損切の価格設定項目があります。
左側が損切、右側が利確の価格です。
設定は注文種別の時と同様で、価格の左右にある「+」と「-」のボタンから、1ポイント単位で価格が変更できます。
価格を直接入力する場合は、利確・損切の価格(最初は「0.000」や「0.00000」と表示されている部分)をタップする事でキーパッドが表示されるので、そこから入力を行って下さい。
注文の時にも利確・損切の設定が可能ですが、ポジションを持った後からでも設定が可能です。
①トレード画面の中のポジションを長押てポップアップメニューを表示。
②【オーダー変更】というボタンをタップ。

オーダー変更画面に入ったら、利確・損切の価格が設定できます。

左右の「+」「-」ボタン、または価格をタップして直接入力して価格を設定します。
正しく価格の設定ができたら、画面下部の「変更」をタップして完了です。
- MT4で注文・注文変更ができない?
-
多くの場合、③注文数量と④損切・利確設定の不具合が原因です。
③注文数量が自分の口座残高に比べて大きすぎると、証拠金不足のため注文ができません。その場合は、注文ロット数を少なくするか、口座残高を増やす必要があります。
また④損切・利確設定は、現在価格から近すぎると注文・注文変更ができません。業者によって違いますが、XMの場合、ユーロ円なら5pips、ドル円なら4pips以上現在価格から離れている必要があります。
【気配値】→【通貨ペア】長押しで、各通貨ペアの詳細で確認できます。
決済のやり方
①通貨ペアの選択
スマホのMT4アプリの決済は、トレード画面から行います。
まず、トレード画面にいくと、ポジションを持っていれば、ポジションの詳細が表示されています。
(含み益なら青、含み損なら赤く表示されています。)

赤い色が表示されていると気持ちが落ち着かないですね・・・。
反対に青色だと、心も晴れやかになるので、不思議です。

ポジションを決済する場合、
①ポジションを長押しすると、ポップアップメニューが立ち上がります。
②「クローズオーダー」を選んで決済画面へ移行します。

画面下にあるティックチャートを見ながら、良いタイミングを見計らってクローズボタンを押せば、決済完了です。
画面下にあるティックチャートはリアルタイムの価格推移をあらわしています。売値と買値が同時表示されるので、スプレッドがどれだけあるかを確認することもできます。
- MT4で注文ができません。
- MT4で注文できない場合に考えられる原因は、①MT4にログインできていない。②取引銘柄が口座タイプに合っていない。③指値注文/決済の設定が正しくない。④注文数量(LOT)が正しくない。⑤取引時間外。などが考えられます。
MT4スマホアプリの通貨ペア&CFD商品の追加&削除(気配値)
さて、多くの通貨ペアを見ながらトレードする場合、一番多く見る画面は気配値画面になります。
デフォルトでは、適当な通貨が配置されているので、自分の好みの通貨ペアにカスタマイズしましょう。
通貨ペア&CFD商品の追加方法
通貨ペア&CFD商品の追加方法
まずは、気配値画面の右上の+ボタンをタップして、好みの通貨ペアを追加しましょう。

- Forex1~3=通貨ペア
- Spot Metals=貴金属
- CFD Cash=株価指数(現物)
- CFD Future=株価指数(先物)、エネルギー、商品など

USD/JPYを例にとると、Forex3のフォルダに入っているので、Forex3のフォルダを開けます。

リストから希望する追加ペアをタップすると、リストからその通貨ペアが消え、気配値に追加されます。
いくつでも追加できるので、他にも気になる通貨ペアやCFDがあったらタップします。
追加できたら、気配値画面に戻って確認しましょう。

通貨ペア&CFD商品の削除方法
通貨ペア&CFD商品の削除方法
表示されている通貨ペアの削除は以下のように行います。

気配値画面の左上の「鉛筆マーク」を押すと、通貨ペアの編集モードになります。

続いて、右上の「ゴミ箱のマーク」をタップして、通貨ペアの削除モードに進みます。

通貨ペア&CFD商品の並べ替え
通貨ペア&CFD商品の並べ替え
通貨ペアの並び替えは、以下の手順に沿って行います。

気配値画面の左上の「鉛筆マーク」を押して、通貨ペアの編集モードに入ります。

移動させたい通貨ペアを押しながら、移動させたい場所まで持っていって離します。
この手順を繰り返して、お好みの順番に並べ替えましょう。
MT4スマホアプリのチャート・インジケーター設定
スマホ版のMT4のチャート画面は、PC版と同様に多くのインジケーターや分析ツールを導入、使用することができます。
どのようにチャート画面をカスタマイズしていくか、手順を見ていきましょう。
チャート画面の色を変更する方法
android版MT4スマホアプリでは、チャートに表示されている前面、グリッド、ボリューム、上昇バー、下降バー、ブルキャンドル、ベアキャンドル、チャートライン、ビッド価格ライン、ASKライン、ストップレベルを自分好みの色に変更することができます。
チャート画面の色を変更する方法
まずはMT4スマホアプリのチャート画面の背景色を変更する方法を紹介していきます。
※android版のMT4をインストールした初期の設定チャートの背景色は白色になっています。
1.MT4を起動して、左上のMetaTraderのアイコンをタップします。
2.メニューの一覧より「設定」をタップします。
3.設定画面のスキームをタップします。
4.スキームの一覧から希望のスキームをタップすると、あらかじめ設定された配色セットに変更できます。
5.最後に「完了」をタップすると変更の完了です。
個別で自分好みの配色に変更する場合は、希望の変更項目をタップします。
カラー一覧より、希望の色を選んでタップします。
チャート画面の色の変更設定が完了できたら、「完了」をタップします。
以上で個別のチャート画面の色の変更設定は完了です。
時間足の設定方法
画面の右上にある「時計のマーク」をタップすると、時間足の長さを選択できます。

- M1=1分足
- M5=5分足
- M15=15分足
- M30=30分足
- H1=1時間足
- H4=4時間足
- D1=日足
- W1=週足
- MN=月足
デフォルトは5分足に設定されています。
インジケーターの設定方法
インジケーターの導入・設定の手順についても説明します。
チャート画面の上部に「f」と表示されている部分をタップしてください。

インジケーターを全く設定していない場合、「f」をタップでインジケーターの追加画面に移行します。
既にインジケーターを設定している場合
既にインジケーターを設定している場合はインジケーターの編集画面になるので、画面右側の「f+」をタップして追加画面に移行します。

「メインチャート」と「インジケーターウィンドウ1」など複数ある場合、どの「f+」からインジケーターを追加するかで表示場所が変わります。
迷ったら「メインチャート」側の「f+」からインジケーターを追加することで、オーソドックスな表示にできます。

インジケーターの追加画面に進むと、MT4にデフォルトで入っているインジケーターのリストが表示されています。
スマホ版MT4は、PC版のように新しいインジケーターをインストールすることはできませんが、かなり多くのインジケーターが内蔵されています。
インジケーターの導入のやり方
MACDのインジケーターを例にとります。

インジケーターの追加画面に進んだら、リストの中からMACDを選択します。
すると、以下のようにMACDの設定画面に移行します。

設定の数字の部分を書き換えれば、好みの設定にカスタマイズできます。
設定内容に問題が無ければ「完了」をタップしてチャート画面に戻ります。

チャート画面では、このようにサブウィンドウが立ち上がってMACDが表示されるようになりました。
インジケーターの削除のやり方
導入の時と同じように、fの部分をタッチします。

インジケーターの編集画面になるので、画面右上のゴ「ミ箱マーク」をタップします。

すると下の画像のように、インジケーターの削除モードになります。

削除したいインジケーターにチェックをいれて、画面右上にある「ゴミ箱マーク」をタップして削除は完了です。
いかがでしたでしょうか?意外にカンタンですよね。
以下に書いたのは、スマホのMT4アプリで使えるインジケーターのリストです。
普段使っているものがあれば、ぜひスマホ版でも導入してみてください。
- スマホMT4で使えるインジケーター
-
トレンド系インジケーター
- Average Directional Movemenct Index=ADX
- Bollinger Bands =ボリンジャーバンド
- Envelopes =エンベロープ
- Ichimoku Kinko Hyo =一目均衡表
- Moving Average =移動平均線
- Parabolic SAR =パラボリック
- Standard Deviation =標準偏差
オシレーター系インジケーター
- Average True Range =アベレージ・トゥルー・レンジ
- Bears Power =ベアーズ・パワー
- Bulls Power =ブルズ・パワー
- Commodity Channel Index =商品チャネル指数
- DeMarker =デマーカー
- Force Index =勢力指数
- MACD =MACD・マックディー
- Momentum =モメンタム
- Moving Average of Oscillator =移動平均オシレーター
- Relative Strength Index =RSI・相対力指数
- Relative Vigor Index =RVI・相対活力指数
- Stocastic Oscillator =ストキャスティクス
- Williams’Percent Range =ウィリアムズパーセントレンジ
ボリューム系インジケーター
- Accumulation/Distribution =蓄積/配信
- Money Flow Index =マネー・フロー・インデックス
- On Balance Volume =オン・バランス・ボリューム
- Volumes =ボリューム
ビル・ウィリアムズ・インジケーター
- Accelerator Oscillator =アクセレレーター・オシレーター
- Alligator =アリゲーター
- Awesome Oscillator =オーサム・オシレーター
- Fractals =フラクタル
- Gator Oscillator =ゲーター・オシレーター
- Market Facilitation Index =マーケットファシリテーションインデックス
オブジェクトの表示方法
さて、オブジェクト(分析ツール)についても説明していきます。
利用している人からは「オブジェクトの使い方がよくわからない」、という声をたまに聴きます。
こちらも直感的にわかるような構造ですので、画像を多めに説明していきます。
オブジェクトの使い方
まず、はチャート画面のチャートをタップして、円形のメニューを表示させます。
メニュー内に「積み木のマーク」があるので、そこをタップして下さい。

すると「オブジェクト追加」の画面に入り、お好みのオブジェクトを選択できます。
PC版MT4でもよく使う水平線やトレンドラインなどのツールは、オブジェクトの中に搭載されています。

チャート上にすでにオブジェクトを追加している場合は、オブジェクト追加画面ではなく、現在反映させているオブジェクトの一覧が表示されます。

水平線(横線)の引き方
オブジェクトの追加で「水平線(横線)」をタッチすると、すぐにチャート画面に戻ります。

このように右上に水平線のマークが反映されています。
このマークを触るとキャンセルになる仕様ですので、触らないようにしましょう。

水平線を引きたい箇所を選び、指を横にスライドさせると、水平線があらわれます。
線を引いた後からでも、直接線を押しながら微調整できます。

積み木マークを再度押せば、オブジェクトの追加は何本でもできます。
また、オブジェクトの設定変更や削除がしたい場合は、オブジェクトを長押しして画面上部に編集メニューを表示させます。

画面右上の「鉛筆マーク」から設定変更、「ゴミ箱マーク」から削除ができます。
水平線の引き方は以上です。
トレンドラインの引き方
続いて、トレンドラインの引き方も説明します。

オブジェクトの追加でトレンドラインを選択すると、/のマークが右上に表示されます。

トレンドラインの始点を押しながら、上昇トレンドなら右上(下降トレンドならは右下)に向かって指をスライドさせます。
線の始点・終点はチャート上のどの位置でもOKです。

フィボナッチリトレースメントの引き方
MT4アプリ内には、線以外の分析ツールもあります。
代表的な分析ツールで、フィボナッチリトレイスメントの置き方も説明します。

基本的にはトレンドラインと同様で、始点を押しながら、上昇トレンドなら右上(下降トレンドならは右下)に向かって指をスライドさせます。
こちらも始点/終点の位置は変更できるので、始点/終点をタッチして、さらに伸ばしたい方向に指をスライドさせれば修正ができます。
オブジェクトは、分析ツールによって指のスライドのさせ方が若干異なりますが、直感的に作成することができます。
使い方を一度覚えれば、次回以降あっという間に作成することができますね。
それでは、スマホのMT4アプリで使える主要なオブジェクト(分析ツール)のリストをご紹介します。
- スマホMT4アプリで使える主要なオブジェクト一覧
-
■ 線ツール 水平線 水平線は、支持/抵抗ラインなどの様々な価格帯をマークするのに便利です。 垂直線 垂直線は、時間軸での様々な境界をマークでき、東京時間、ロンドン時間、NY時間などを分けて分析するのに役立ちます。 トレンドライン トレンドラインは、価格の変化の傾向を探るのに役立ちます。 アングルトレンド アングルトレンドは、価格の変化の傾向を探るのに役立ちます。通常のトレンドラインとは異なり、アングルトレンドの描画には角度を設定してモメンタムの強弱も測ります。 サイクルライン このツールは、等間隔に配置された垂直線の組み合わせです。決まった間隔をチャート上で確認するのに役立ちます。 ■ チャンネルツール 等距離チャンネル 平行な2つの線の組み合わせです。レンジ相場では、チャート上でレンジ幅の上下に置き今後の価格の推移を分析するのに役立ちます。 標準偏差チャンネル 平行な3つの線の組み合わせです。等距離チャンネルに加えて、真ん中に線が一つあることで現在価格が上昇傾向か下降傾向かを探ります。 回帰チャンネル 回帰チャンネルは、見た目はほぼ標準偏差チャンネルと同じで分析手法も同じですが、中線の引き方が標準偏差チャンネルとは異なる方法で割り出されています。 アンドリューズピッチフォーク 主要な高値・安値を3点決めて、それらを支点にして3本の平行ラインを引きます。中心のラインを基準にして、現在価格との位置関係で支持・抵抗を判断しトレンドの転換をとらえることを目的にした分析ツールです。 ■ ギャンツール ギャンライン ギャンラインは、45度の角度で描画された線のことです。 ギャンファン 時間と価格の関係性に着目したトレンド予測の手法です。主要な高値・安値を結び、基準線よりも価格の上昇・下降の速度が遅い線、速い線をマーキングします。価格曲線が基準線より上にある場合は強気市場の指標となり、下にある場合は弱気市場の指標となります。 ■ エリオットツール エリオット推進波 エリオットの理論によると、相場は強気や弱気が繰り返しトレンドを作成し、特徴的な5段階の山型チャートを形成します。そのため、このツールの描画には5点が必要です。 エリオット修正波 修正波(ロールバック)はトレンドに反した動きをしているチャートを分析するのに用います。
MT4スマホアプリandroid版の使い方まとめ
MT4スマホアプリの使い方は以上です。
MT4アプリの使い方自体はとてもカンタンです。
あとは、実際にアレコレいじってみると、自然に覚えていくことが多いと思います。
R部では今後も海外FXやアプリやツールについての濃い記事を執筆する予定です。
今回の記事が気に入った方は、ぜひブックマークをお願いします。

ここからはiPhone版のスマホアプリの使い方について解説していきます。
スマホでMT4アプリを使う前に(iPhone版)
さて、MT4アプリを使うには、MT4をプラットホームとして採用しているFX会社の口座を開く必要があります。
今回のMT4の解説記事では、MT4を採用している海外FX会社のXMを例にとって、話を進めたいと思います。
口座開設をしてMT4のログインIDとサーバー名を入手
口座を開くと同時に、FX会社からログインIDとサーバー名が送られてきます。
このログインIDとサーバー名とは、MT4のログインIDとサーバー名です。
ちなみに、XMで口座開設をすると「XMへようこそ」という件名で、このようにMT4のログインIDとサーバー名がメールで送られてきます。
POINT
海外FX会社では、なぜMT4が一般的かというと、一番に挙げられるのはMT4の透明性の高さです。
操作性や機能においても使いやすく、容量も大変軽いため、ほとんどの海外FX会社で採用されています。
MT4アプリをダウンロード(iPhone版)
MT4アプリは構造が特徴的で、その特徴がプラットホームとしての透明性を保つ仕組みになっています。
正式名称MetaTrader4/5は、MetaQuarts(メタクォーツ)社が開発したアプリですが、下の画像のように各会社がシェアしながら使用して、サーバーのみ分別管理しています。
違うFX会社であっても基本的に同じMT4アプリを使って取引している構造のため、スマホ版では、一度アプリをダウンロードして、各会社のログインID・パスワードを使い分ければ、同じアプリ内で違う会社のIDで取引することも可能です。
このような構造を持っているため、特定の会社のみがレートを操作するなどの不正を行うことが難しく、MT4は透明性が高いと言われています。
POINT
記事内ではMT4を例にとりますが、MT5の基本操作もほぼ同じですので、MT5の利用者も参考にしてください。
MT4スマホアプリのログインのやり方(iPhone版)
ログインに必要な2ステップ
- サーバーの検索
- ログインIDとパスワードの入力
MT4の初回起動時(iPhone版)
iPhone版MT4スマホアプリを起動したら、まず設定ボタンを押します。
新規口座+を選びましょう。
海外FX会社で口座を開設済みならば、既存のアカウントにログインを選びましょう。
既存のアカウントとは、MT4のアカウントのことです。
POINT
MT4上で任意のFX会社のデモ口座を開くことも可能ですが、開設できないFX会社もあるので注意してください。
また、任意のFX会社の公式サイトで口座を開いている場合でも、同様に既存のアカウントにログインを選びます。
サーバーの検索
FX会社からメールで教えられた「使用するサーバー名」を検索します。
上記のXMの場合は、「XM」と検索すれば画面にサーバー候補が表示されます。
そこで与えられたサーバー名「XM Trading REAL31」を探して選択します。
ログインIDとパスワードの入力
任意のサーバーを選択すると、ログインIDとパスワードの入力画面に移ります。
ここで、FX会社から与えられたログインIDと口座開設の時に作ったパスワードを入力します。
これで、ログインは完了です。
- ログインできない時はどうする?
- ログインできない理由は様々考えられますが、MT4とMT5の間違いという単純ミスも多いです。口座を申請するときにMT4かMT5か選びますが、この時に申請したプラットホームタイプとダウンロードしたアプリが間違っていることもあるので、再確認を。
MT4とMT5はほぼ基本操作は同じですが、サーバーが異なるため、MT4のIDでMT5へのログインはできません。
スマホMT4アプリの機能一覧(iPhone版)
スマホアプリにログインしたら、いよいよ操作ができるようになります。
iPhone版MT4/MT5の基本構造は、とてもシンプルで5つの基本ボタンと、注文・決済画面のみで構成されています。
iPhone版スマホアプリのMT4基本構造
- 気配値
- チャート
- トレード
- 履歴
- 設定
- 注文
- 決済
①気配値
通貨ペアのリストが並んでいる画面です。
通貨ペアの横には現在価格が表示されています。売値と買値が表示されているので、スプレッドも同時に確認できます。
②チャート
選んだ通貨ペアのチャートが表示されます。
PC版MT4同様に多くのインジケーターや分析ツールを表示させることが可能です。
③トレード
現在持っているポジションの損益が表示される画面です。
この画面から新規注文やポジションの決済をすることができます。
未決済ポジションで含み益が出ているなら青色、含み損なら赤色で表示されます
④履歴
過去の決済履歴がすべて確認できます。
日/週/月の構成になっており、さかのぼって検索することも可能です。
⑤設定
別口座へのログインや、経済指標の日程確認、注文の仕様変更、チャートの色変更など、さまざまな設定を変更できます。
⑥注文
実際に売買の注文を出します。
【気配値】【チャート】【トレード】画面の3つから移行することができます。
IOC注文など、細かい設定ももちろん可能です。
注文画面については、PC版よりも使いやすいという評判です。
⑦決済
ポジションの決済をします。
【トレード】画面からのみ、移行できます。
トレード画面と同様に、含み益なら青色、含み損なら赤色で表示されます。
複数ポジションの同時決済機能はなく、一つずつ決済する必要があります。
- MT4の表示時間を日本時間にすることはできますか?
- いいえ、スマホ版MT4の表示時間を日本時間にすることはできません。
MT4のチャートに表示されている時間は日本時間ではない場合があります。
時差は業者によって異なり、例えば海外FX業者のXMの場合は7時間(サマータイム中は6時間)の時差があります。
MT4アプリで注文決済のやり方
スマホ版のMT4のアプリを使って、どのように通貨ペアをトレードするのでしょうか。
実際の手順を説明します。
MT4アプリの注文画面への行き方
まずは、通貨ペアを選んで注文画面への移行のやり方を説明します。
注文画面への行き方は、①トレード画面、②気配値画面、③チャート画面からの3通りあります。
トレード画面への行き方
- トレードから注文画面へ
- 気配値から注文画面へ
- チャートから注文画面へ
①トレードからの注文
トレード画面の右上に+ボタンがあるので、そこにタッチしましょう。
トレード画面では、通貨ペアの選択がされていないので、注文画面ですぐに売買ボタンを押さないように気をつけましょう。
②気配値からの注文
①任意の通貨ペアを長押しすると、ポップアップメニューが立ち上がります。
②ポップアップメニューの中から、「トレード」を選択すると、注文画面へ移行します。
③チャートからの注文
チャート上部の右側にトレードボタンがあるので、そこをタッチしましょう。
この場合、直前に見ていたチャートの通貨ペアの注文画面へ移行します。
注文画面の見方・注文方法
MT4アプリでの通貨ペア売買注文のやり方
- 通貨ペアの選択
- 注文方法の選択
- 注文ロット数の選択
- ストップロスとテイクプロフィットを入れる
さて、注文画面に移行した後の操作方法も見ていきましょう。
注文画面は以下の画像のような構成になっています。
①通貨ペアの選択
トレード画面から移行した場合、通貨ペアがまだ選択されていないので、ここで通貨ペアを選択しましょう。
①の通貨ペアボタンをタッチすると、このように閲覧履歴のある通貨ペアが表示されます。
②注文方法の選択
注文方法には5種類あります。
②の部分をタッチすると「どんなタイプの注文をする?」かを決められます。
成行(なりゆき)注文はそのまま現在価格で注文するという意味ですが、他に4種類あります。
Buy STOP (買い指値) |
現在のレートより低い値で買い注文を予約できる |
---|---|
Buy Limit (買い逆指値) |
現在のレートより高い値で買い注文を予約できる |
Sell STOP (売り指値) |
現在のレートより高い値で売り注文を予約できる |
Sell Limit (売り逆指値) |
現在のレートより低い値で売り注文を予約できる |
これらは別名でIFD注文(イフダン注文=もしその状況になったら実行する注文)とも呼ばれています。
初めて注文をする人にとっては、わかりづらいと思いますので、イラストにしてみました。
BuySTOP注文(買い指値)は、上昇トレンドの押し目狙いの時に、よく使う注文タイプです。
このイラストのように押し目を形成した時に備えて、直近の安値(抵抗ライン)に「買い指値」を置くパターンが多いです。
Buy Limit注文(買い逆指値注文)は、ゆるやかな上昇トレンド中のブレイク狙いの時に、使う注文タイプです。
このイラストのように直前まで抑えられていた抵抗ラインの上に「買い逆指値」を置くパターンが多いです。
売り注文も2種類あり、考え方は同じです。下降トレンドが発生している時に使う注文タイプです。
・Sell STOP注文(売り指値注文)=戻り高値を売る。
・Sell Limit注文(売り逆指値注文)=下値ブレイクで売る。
注文ロット数の選択
注文ロット数の選択では、「どれだけ注文する?」かを決められます。
注意したいのは単位です。
海外FXの場合は、1ロット=10万通貨ですので、国内FXとは異なります。
ただし、注文は0.01ロットから可能ですので安心してください。
海外FXでの1ロットあたりの注文通貨数
- 0.01ロット=1000通貨
- 0.1ロット=1万通貨
- 1ロット=10万通貨
④ストップロスとテイクプロフィットの入れ方
ここは、「損切と利確はどうする?」かを決められます。
- ストップロス=損切設定
- テイクプロフィット=利確設定
最初に注文の時に入れることも可能ですが、ポジションを持った後にも設定が可能です。
①トレード画面の中のポジションを長押しすると、ポップアップメニューが出てきます。
②【注文変更】というボタンがあるので、それをタッチ。
ストップロスの右横に【損切価格】、テイクプロフィットの右横に【利確目標価格】を直接数字で打ち込んで、【注文変更ボタンの色が変わったら】そこをタッチして完了です。
- MT4で注文・注文変更ができない?
-
多くの場合、③注文ロット数と④損切・利確設定の不具合が原因です。
③注文ロット数が自分の口座残高に比べて大きすぎると、証拠金不足のため注文ができません。その場合は、注文ロット数を少なくするか、口座残高を増やす必要があります。
④また損切・利確設定は、現在価格から近すぎると注文・注文変更ができません。会社によって違いますが、XMの場合、ユーロ円なら5pips、ドル円なら4pips以上現在価格から離れている必要があります。
【気配値】→【通貨ペア】長押しで、各通貨ペアの詳細で確認できます。
決済のやり方
MT4スマホアプリの決済のやり方
スマホのMT4アプリの決済は、トレード画面から行います。
まず、トレード画面にいくと、ポジションを持っていれば、ポジションの詳細が表示されています。
(含み益なら青、含み損なら赤く表示されています。)
赤い色が表示されていると気持ちが落ち着かないですね・・・。
反対に青色だと、心も晴れやかになるので、不思議です。
ポジションを決済する場合、
①ポジションを長押しすると、ポップアップメニューが立ち上がります。
②クローズを選んで決済画面へ移行します。
画面下にあるティックチャートを見ながら、良いタイミングを見計らってクローズボタンを押せば、決済完了です。
画面下にあるティックチャートはリアルタイムの価格推移をあらわしています。売値と買値が同時表示されるので、スプレッドがどれだけあるかを確認することもできます。
- MT4で注文ができません。
- MT4で注文できない場合に考えられる原因は、①MT4にログインできていない。②取引銘柄が口座タイプに合っていない。③指値注文/決済の設定が正しくない。④注文数量(LOT)が正しくない。⑤取引時間外。などが考えられます。
MT4アプリの通貨ペア&CFD商品の追加&削除(気配値)
さて、多くの通貨ペアを見ながらトレードする場合、一番多く見る画面は気配値画面になります。
デフォルトでは、適当な通貨が配置されているので、自分の好みの通貨ペアにカスタマイズしましょう。
通貨ペア&CFD商品の追加方法
通貨ペア&CFD商品の追加方法
まずは、気配値画面の右上の+ボタンをタッチして、好みの通貨ペアを追加しましょう。
各通貨ペアは、それぞれのフォルダの中に順不同で配分されています。
- Forex1~3=通貨ペア(55種類)
- Spot Metals=貴金属
- CFD Cash=株価指数(現物)
- CFD Future=株価指数(先物)、エネルギー、商品など
USD/JPYを例にとると、Forex3のフォルダに入っているので、Forex3のフォルダを開けます。
通貨ペアの左横に緑の+ボタンマークがあるので、追加したい場合は緑の+ボタンをタッチしましょう。
いくつでも追加できます。
完了ボタンを押すと、気配値画面に戻ります。
この要領で、自分の好きな通貨ペアを追加していきましょう。
通貨ペア&CFD商品の削除方法
通貨ペア&CFD商品の削除方法
表示されている通貨ペアの削除は以下のように行います。
気配値画面の左上の鉛筆マークを押すと、通貨ペアの編集モードになります。
削除したい通貨ペアの左側の○の中をタッチすると、☑選択できます。
選択した状態で右上のごみ箱マークをタッチすると削除できます。
通貨ペア&CFD商品の並べ替え
通貨ペア&CFD商品の並べ替え
通貨ペアの並び替えは、以下の手順に沿って行います。
左上の鉛筆マークをタッチして、編集モードにした状態で通貨ペアを長押しすると、移動可能になります。
自分のよく見る通貨ペア順に並べ替えましょう。
MT4アプリのチャート・インジケーター設定
スマホ版のMT4のチャート画面は、PC版と同様に多くのインジケーターや分析ツールを導入、使用することができます。
どのようにチャート画面をカスタマイズしていくか、手順を見ていきましょう。
チャート画面の色を変更する方法
iPhone版MT4スマホアプリでは、チャートに表示されている前面、グリッド、ボリューム、上昇バー、下降バー、ブルキャンドル、ベアキャンドル、チャートライン、ビッド価格ライン、ASKライン、ストップレベルを自分好みの色に変更することができます。
チャート画面の背景色を変更する方法
まずはiPhone版MT4スマホアプリのチャート画面の背景色を変更する方法を紹介していきます。
1.MT4を起動して、画面右下の「設定」をタップします。
2.設定画面の「チャート」をタップします。
3.チャート画面の「カラー」をタップします。
4.カラー画面の「スキーム」をタップします。
5.スキームの一覧から希望のスキームをタップすると、あらかじめ設定された配色セットに変更できます。
- Green on Black : 背景が黒色
- Black on White : 背景が白色
- Custom : 自分でチャートの色をカスタマイズ
個別で自分好みの配色に変更する場合は、希望の変更項目をタップします。
カラーパレットがでてくるので、希望の色をタップし、「保存」をタップします。
以上で個別のチャート画面の色の変更設定は完了です。
時間足の設定方法
時間足の設定方法は、画面の左上にあるM5(minites5=5分足の意味)のボタンをタッチすると、時間足の長さを選択できます。
- M1=1分足
- M5=5分足
- M15=15分足
- M30=30分足
- H1=1時間足
- H4=4時間足
- D1=日足
- W1=週足
- MN=月足
デフォルトは5分足に設定されています。
インジケーターの設定方法
インジケーターの導入・設定の手順についても説明します。
チャート画面の上部にfと表示されている部分をタッチしてください。
すると、インジケーターの追加画面に移行します。
MT4にデフォルトで入っているインジケーターのリストが表示されています。
(PC版のように、新しいインジケーターをインストールすることはできませんが、かなり多くのインジケーターが内蔵されています)
インジケーターの導入のやり方
MACDのインジケーターを例にとります。
リストの中からMACDを選択します。
すると、このようにMACDの設定画面に移行します。
設定の数字の部分を書き換えれば、好みの設定にカスタマイズできます。
完了ボタンを押すと、チャート画面に戻ります。
チャート画面では、このようにサブウィンドウが立ち上がってMACDが表示されるようになりました。
インジケーターの削除のやり方
導入の時と同じように、fの部分をタッチします。
現在表示されているインジケーターのリスト画面になり、編集ボタンをタッチします。
すると下の画像のように、削除ボタンが出現します。
-ボタンをタッチすると、【削除】という項目があらわれ、それを選択すれば削除完了です。
以下に書いたのは、スマホのMT4アプリで使えるインジケーターのリストです。
普段使っているものがあれば、ぜひスマホ版でも導入してみてください。
- MT4スマホアプリで使えるインジケーター一覧
-
トレンド系インジケーター
- Average Directional Movemenct Index=ADX
- Bollinger Bands =ボリンジャーバンド
- Envelopes =エンベロープ
- Ichimoku Kinko Hyo =一目均衡表
- Moving Average =移動平均線
- Parabolic SAR =パラボリック
- Standard Deviation =標準偏差
オシレーター系インジケーター
- Average True Range =アベレージ・トゥルー・レンジ
- Bears Power =ベアーズ・パワー
- Bulls Power =ブルズ・パワー
- Commodity Channel Index =商品チャネル指数
- DeMarker =デマーカー
- Force Index =勢力指数
- MACD =MACD・マックディー
- Momentum =モメンタム
- Moving Average of Oscillator =移動平均オシレーター
- Relative Strength Index =RSI・相対力指数
- Relative Vigor Index =RVI・相対活力指数
- Stocastic Oscillator =ストキャスティクス
- Williams’Percent Range =ウィリアムズパーセントレンジ
ボリューム系インジケーター
- Accumulation/Distribution =蓄積/配信
- Money Flow Index =マネー・フロー・インデックス
- On Balance Volume =オン・バランス・ボリューム
- Volumes =ボリューム
ビル・ウィリアムズ・インジケーター
- Accelerator Oscillator =アクセレレーター・オシレーター
- Alligator =アリゲーター
- Awesome Oscillator =オーサム・オシレーター
- Fractals =フラクタル
- Gator Oscillator =ゲーター・オシレーター
- Market Facilitation Index =マーケットファシリテーションインデックス
オブジェクトの表示方法
さて、オブジェクト(分析ツール)についても説明していきます。
利用している人からは「オブジェクトの使い方がよくわからない」、という声をたまに聴きます。
こちらも直感的にわかるような構造ですので、画像を多めに説明していきます。
オブジェクトの使い方
PC版MT4でもよく使う水平線やトレンドラインなどのツールは、オブジェクトの中に搭載されています。
ショートカットの部分には、よく使うオブジェクト(分析ツール)が表示されています。
ここに表示されていないオブジェクトを追加したい場合は、オブジェクトの追加へ。
オブジェクトの追加画面に行くと、リストが表示されています。
好みのオブジェクト(分析ツール)を選んでみましょう。
同時にいくつも追加できます。
水平線の引き方
ここからは見やすくするために、チャート画面の背景を白に変えています。
(設定画面の【カラー】で色変更できます)
まず、オブジェクトの追加で水平線をタッチすると、すぐにチャート画面に戻ります。
このように右上に水平線のマークが反映されています。
(このマークを触るとキャンセルになる仕様ですので、触らないようにしましょう)
水平線を引きたい箇所を選び、指を横にスライドさせると、水平線があらわれます。
直接、線をタッチしながら微調整もできます。
積み木マークを再度押せば、オブジェクトの追加は何本でもできます。
またオブジェクトを削除したい場合は、ポップアップメニューからできます。
水平線の引き方は以上です。
トレンドラインの引き方
次は、トレンドラインの引き方も説明します。
オブジェクトの追加でトレンドラインを選択すると、/のマークが右上に表示されます。
始点を選んで、上昇トレンドなら右上(下降トレンドならは右下)に向かって、指をスライドさせます。
線の終点はチャート上のどの位置でもOKです。
終点の位置を変更したい場合は、終点をタッチして、さらに伸ばしたい方向に指をスライドさせればトレンドラインの修正ができます。
フィボナッチリトレースメントの引き方
MT4アプリ内には、線以外の分析ツールもあります。
代表的な分析ツールで、フィボナッチリトレイスメントの置き方も説明します。
フィボナッチリトレイスメントの主な使い方として、チャート天井からの押し目、底からの反発を測るのに使用されることが多いですよね。
ですから、画像のように天井部分から押し目を測りたいなら、左上から右下に向けて指をスライドさせればフィボナッチリトレイスメントが的確に置けます。
オブジェクトは、このように分析ツールによって指のスライドのさせ方が若干異なりますが、直感的に作成することができます。
使い方を一度覚えれば、次回以降あっという間に作成することができますね。
さてそれでは、スマホのMT4アプリで使える主要なオブジェクト(分析ツール)のリストをご紹介します。
- MT4スマホアプリで使えるオブジェクト一覧
-
■ 線ツール 水平線 水平線は、支持/抵抗ラインなどの様々な価格帯をマークするのに便利です。 垂直線 垂直線は、時間軸での様々な境界をマークでき、東京時間、ロンドン時間、NY時間などを分けて分析するのに役立ちます。 トレンドライン トレンドラインは、価格の変化の傾向を探るのに役立ちます。 アングルトレンド アングルトレンドは、価格の変化の傾向を探るのに役立ちます。通常のトレンドラインとは異なり、アングルトレンドの描画には角度を設定してモメンタムの強弱も測ります。 サイクルライン このツールは、等間隔に配置された垂直線の組み合わせです。決まった間隔をチャート上で確認するのに役立ちます。 ■ チャンネルツール 等距離チャンネル 平行な2つの線の組み合わせです。レンジ相場では、チャート上でレンジ幅の上下に置き今後の価格の推移を分析するのに役立ちます。 標準偏差チャンネル 平行な3つの線の組み合わせです。等距離チャンネルに加えて、真ん中に線が一つあることで現在価格が上昇傾向か下降傾向かを探ります。 回帰チャンネル 回帰チャンネルは、見た目はほぼ標準偏差チャンネルと同じで分析手法も同じですが、中線の引き方が標準偏差チャンネルとは異なる方法で割り出されています。 アンドリューズピッチフォーク 主要な高値・安値を3点決めて、それらを支点にして3本の平行ラインを引きます。中心のラインを基準にして、現在価格との位置関係で支持・抵抗を判断しトレンドの転換をとらえることを目的にした分析ツールです。 ■ ギャンツール ギャンライン ギャンラインは、45度の角度で描画された線のことです。 ギャンファン 時間と価格の関係性に着目したトレンド予測の手法です。主要な高値・安値を結び、基準線よりも価格の上昇・下降の速度が遅い線、速い線をマーキングします。価格曲線が基準線より上にある場合は強気市場の指標となり、下にある場合は弱気市場の指標となります。 ■ エリオットツール エリオット推進波 エリオットの理論によると、相場は強気や弱気が繰り返しトレンドを作成し、特徴的な5段階の山型チャートを形成します。そのため、このツールの描画には5点が必要です。 エリオット修正波 修正波(ロールバック)はトレンドに反した動きをしているチャートを分析するのに用います。
MT4スマホアプリiPhone版の使い方まとめ

MT4アプリの使い方は、以上です。
MT4アプリの使い方自体はとってもカンタンですよね。
あとは、ご自分で実際にアレコレいじってみると、自然と覚えていくことも多いと思いますよ。
R部では今後も海外FXやアプリやツールについての濃い記事を執筆する予定です。
今回の記事が気に入った方は、ぜひブックマークをお願いしますね。
今日5月5日、初めてネットサーフィンをしている中で、御サイトに巡り合いました。XMはもうかなりやっていますが、為替の急なポンドやユーロの動きに参ってしまい、またドル円の全く動かない期間にじりじりして、今年よりJP225をメインにしてエントリーしています。やはり結構上だ下だと1日に300円も動くときがあり、それなりに緊張してパソコンに向かっています。仕事は既にリタイヤした身なので朝から頑張れます。
御サイトでこれだけ詳しく、はっきりとしたQ&Aを頂けるなんて有難い限りです。
●とりわけオイルと金ゴールドのXMでの取引手順を教えて頂き、感謝、感謝です。他にはなかなかサイトがあったとしても多分通り一遍れべるでしかないでしょう。そこを御サイトでしっかりと詳細にわたり確認できました。
オイルや金をJP225と並行して、まずは真似事程度でもしてみようかなどと思っていましたが、やり方がやはりわからないと手を出しにくいものです。今回すばらしいサイトに巡り合いました!!
御サイトはすべてチェックする予定です。
一つ今後できるならばの要望ですが、一般のこれからXMをいじっていきたい方は多いと思います。御サイトをしっかり確認して場を踏んでいくでしょうが、やはりお金を投入してから一体どうなっていくのか?今の説明ではわかりにくいです。つまりお金を投入した後の、実践XMサイトがありません!ここを書いていただきたいです。私もやはり確認してみたいです。他サイトは、XMでこれだけ儲かった!などという初心者から見れば一体どうなってるのかな?
儲かるってどうなんだろ?ホンマかいな?てな具合です。これからXMを始める方からすれば月とスッポン?です。
ここで私が言いたいのは、テクニックを並べて移動平均線を使ってどうのこうのではなく、MT4の下にあるお金の流れと損益がどう明記されるかという部分です。MT4の下の金額明記の欄ですが、為替FXと金、オイルでは損益の書き方が全然違います。ここを教えていただければありがたいです。
長々と書いて申し訳ありません。どうか今後ともよろしくお願いいたします。御サイトのご発展を心より願っております。
ご愛読ありがとうございます!
直接、ご意見をいただけるのはありがたく嬉しいかぎりです。
いただいたご意見を参考に、記事を今後とも鋭意制作していきたいと思います。
また、ご指摘いただいた当該記事についても、近日中に補足修正したいと思いますので、いましばらくお待ちください。
引き続き、当サイトをご愛顧のほど、よろしくお願いします。