アンドロイド版MT4-使い方top

MT4アプリはアンドロイド(Android)などのモバイル端末で取引する為のアプリです。

MT4のアプリをスマホにダウンロードして使い方を理解しておくことで、外出先でもすぐにチャートや注文状況を確認できるので安心して外出できます。

本記事では、アンドロイド版MT4のダウンロード方法から各画面の見方や機能、注文方法まで解説しています。

アンドロイド版のMT4アプリとは

MT4はPCだけでなく、スマホでも利用できます。

アンドロイド版とIOS版で使い方が違いますが、今回はアンドロイド版のMT4を解説しています。

アンドロイド版MT4アプリとは

MT4アプリショップ

iiPhone版を ダウンロード
android版を インストール
MT4アプリとは?
  • MT4口座専用アプリ
  • 複数の海外FX業者に対応
  • 24種類の豊富なオブジェクト
  • チャートのカラー設定も可能
  • アプリで見れる経済ニュース

MT4アプリショップ

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MT4アプリとは?
  • MT4口座専用アプリ
  • 複数の海外FX業者に対応
  • 24種類の豊富なオブジェクト
  • チャートのカラー設定も可能
  • アプリで見れる経済ニュース

MT4アプリ利用前にMT4口座開設

androidでMT4アプリを利用する前に、MT4口座を開設しておく必要があります。

MT4口座は多数の海外FX業者に対応しているので、利用したいFX業者のMT4口座を開設しましょう。

POINT

MT4アプリへのログインには、サーバー名・MT4口座ID・パスワードが必要になるので、口座開設後は忘れないよう大切に保管しましょう。


MT4アプリのインストール方法

MT4アプリは「App Store」「Google Play」で、他のスマホアプリと同じようにインストールすることができます。

複数の海外FX業者が対応しているので、一度アプリをインストールして、各業者のMT4口座を使い分ければ、1つのアプリ内で違う会社の口座で取引することも可能です。

すぐにインストールしたい方は、下記ボタンからインストールページへ移動してください。

iiPhone版を ダウンロード
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android版を インストール
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MT4アプリのログイン方法

MT4アプリへのログイン手順
  1. アカウントの追加画面を開く
  2. サーバーの検索
  3. ログインIDとパスワードの入力

アカウントの追加画面を開く

手順
スマホで最初にアプリを起動したら、まず左上のMT4のアイコン周辺をタップして、メニューを開きます。
MT4androidアプリで左上のMT4アイコン周辺をタップすると、メニューが表示される
手順
開いたメニューの上部に「開始する」というボタンがあるので、そちらをタップします。
メニュー上部にある開始するボタンをタップ
手順
すると画面右上に「+」マークが出てくるので、そちらをタップします。
画面右上にある+マークをタップ
手順

海外FX会社で口座を開設済みの場合は、「既存のアカウントにログイン」を選びましょう。

既存のアカウントにログインをタップ

POINT

FX業者によっては、MT4上だけの操作でデモ口座を開くことも可能です。

サーバーの検索

FX会社からメールで通知された「使用するサーバー名」を検索します。

サーバーの検索

注意

同じMT4口座でサーバーが複数ある場合があるので、FX業者名で検索する場合は注意が必要です。

ログインIDとパスワードの入力

任意のサーバーを選択すると、ログインIDとパスワードの入力画面に移ります。

ここで、FX会社から与えられたログインIDと口座開設の時に作ったパスワードを入力します。

指定されたログインIDと口座開設時に自分で決めたパスワードを入力。パスワードはなるべく保存にチェックしてログインをタップ

これで、ログインは完了です。

ログインできない時はどうする?
ログインできない理由は様々考えられますが、MT4とMT5の間違いという単純ミスも多いです。口座を申請するときにMT4かMT5か選びますが、この時に申請したプラットホームタイプとインストールしたアプリが間違っていることもあるので、再確認を。
MT4とMT5はサーバーが異なるため、MT4のIDでMT5へのログインはできません。


MT4アプリ 画面や機能の紹介

ログインを完了したら、いよいよ操作ができるようになります。

色々な機能がありますが、主要な機能は以下の8つです。

MT4スマホアプリの主要な機能一覧

MT4android版スマホアプリ-ボタン一覧

MT4スマホアプリを起動すると、画面下部に6つの主要な機能が並んでいます。

1.気配値

通貨ペアのリストが表示された画面で、通貨ペアの横には現在価格が表示されています。

売値や買値、スプレッドも一覧表で確認できます。

android MT4気配値

2.チャート

選択した通貨ペアのチャートが表示されます。

PC版MT4同様に多くのインジケーターや分析ツールを表示させることが可能です。

android MT4 チャート

3.トレード

現在持っているポジションの損益が表示される画面です。

この画面から新規注文やポジションの決済をすることができます。

未決済ポジションで含み益が出ているなら青色、含み損なら赤色で表示されます。

android MT4 トレード

4.履歴

過去の決済履歴がすべて確認できます。

日/週/月ごとに表示することができ、さかのぼって検索することも可能です。

android MT4履歴

5.ニュース

各FX業者が発行するFXニュースが閲覧できます。

ただし、全ての業者が常にニュースを配信している訳ではないので、口座開設した業者によっては何も届かない場合もあります。

android MT4 ニュース

6.チャット

各FX業者のサポートに問い合わせできる機能です。

ただし、業者側でアプリ上でのライブチャットを停止している場合など、利用できない場合もあります。

android MT4 メッセージ


注文画面へは「気配値」「チャート」「トレード」のいずれかから、決済画面には「トレード」から進めます。

MT4android版スマホ-注文・決済画面への進み方

7.注文

実際に売買の注文を出す画面で、IOC注文など、細かい設定ももちろん可能です。

注文画面については、PC版よりも使いやすいという評判です。

8.決済

ポジションの決済をします。【トレード】画面からのみ、移行できます。

トレード画面と同様に、含み益なら青色含み損なら赤色で表示されます。

複数ポジションの同時決済機能はなく、一つずつ決済する必要があります。

その他の機能

ここまで紹介した機能だけでも取引は可能ですが、他にどんな機能があるのか気になりますよね。

手順
全ての機能を確認したい場合は、画面左上のMT4アイコン周辺をタップしてメニューを開きます。
MT4androidアプリで左上のMT4アイコン周辺をタップすると、メニューが表示される
手順
すると前述した主要な機能を含む、全ての機能が表示されます。
android版MT4のメニューからだけ利用できる機能

メニュー画面からのみ利用できる機能としては、以下のものがあります。

メニューからのみ利用できる機能一覧
  1. 口座管理
  2. メールボックス
  3. economic calendar
  4. 設定
  5. ログ履歴
  6. バージョン情報
※「メッセージ」は名前が違うだけで、前述した「チャット」と同じ機能です。

1.口座管理

保存した口座一覧を確認する事ができます。

追加で口座を開設した場合はこちらからログインします(手順は初回ログイン時と同様)。

別の口座との切り替えもここから行います。

2.メールボックス

業者からのあなたへのメールが閲覧できます。

業者によっては登録したメールアドレスに直接メールを送っても、このメールボックスは利用しない場合もあります。

3.economic calendar

MT4とは別のアプリ「Tradays」を起動して経済指標カレンダーが閲覧できます。

「Tradays」をインストールしていない場合は、「economic calendar」をタップすることでPlayストアに進むので、追加でアプリのインストールを行って下さい。

4.設定

気配値やチャートの表示設定、パソコンのMT4で発生した約定通知などの受け取り(プッシュ通知)の設定が可能です。

FXニュースの受信設定もこちらから行います。

5.ログ履歴

アプリ操作のログ履歴やサーバーへの接続状況が確認できます。

6.バージョン情報

アプリのバージョン情報の確認ができます。

Google playへの評価や、MT4/MT5のPlayストアへのリンクもあります。

女性講師2

業者によっては利用できない機能もありますが、いずれも便利な機能なので、一度試してみることをオススメします。


MT4アプリ 銘柄を追加や削除する方法

MT4アプリを利用する上で、銘柄の追加や削除は必要不可欠です。

気配値画面の銘柄リストは、頻繁に確認したり取引する銘柄をすぐに見つけられるように、定期的に整理する方が良いでしょう。

銘柄の追加方法

気配値画面への商品の通貨ペアやCFD商品の追加は以下の方法で行います。

手順

まずは、気配値画面の右上の+ボタンをタップして、好みの通貨ペアを追加しましょう。

※今回はUSDJPYの追加方法を例に説明していきます。

気配値画面右上の+マークをタップ
手順

追加したい商品の入っているフォルダを選択してください。

USDJPYはForex3のフォルダに入っているので、ここではForex3のフォルダを開けます。

通貨ペアやCFD商品は別のフォルダに入っている。USDJPYはFOREX3に入っている

各通貨ペアは、3つのフォルダに分別され、それぞれのフォルダの中に順不同で配分されています。

  • Forex1~3=通貨ペア
  • Spot Metals=貴金属
  • CFD Cash=株価指数(現物)
  • CFD Future=株価指数(先物)、エネルギー、商品など
手順

追加したい通貨ペアをタップすると、銘柄一覧からその通貨ペアが消え、気配値に追加されます。

いくつでも追加できるので、気になる通貨ペアやCFDがあったらいつでも確認できるように追加しましょう。

希望する通貨ペアをタップ
手順

追加できたら、気配値画面に戻ってちゃんと追加されているか確認しましょう。

これで商品の追加は完了です。

気配値画面に戻ると、追加した通貨ペアが表示されている。

銘柄の並び替え

気配値画面の通貨ペアやCFD商品の並べ替えは以下のように行います。

手順
気配値画面の左上の「鉛筆マーク」を押して、通貨ペアの編集モードに入ります。
気配値画面右上の鉛筆マークをタップ
手順

移動させたい通貨ペアを押しながら、移動させたい場所まで持っていって離します。

この手順を繰り返して、お好みの順番に並べ替えましょう。

移動させる通貨ペアを押しながら、移動させたい場所まで持っていって離す

銘柄の削除方法

気配値画面に表示されている通貨ペアやCFD商品の削除は以下のように行います。

手順
気配値画面の左上の「鉛筆マーク」を押すと、通貨ペアの編集モードになります。
気配値画面右上の鉛筆マークをタップ
手順
続いて、右上の「ゴミ箱のマーク」をタップして、通貨ペアの削除モードに進みます。
編集モードで右上のゴミ箱マークをタップ
手順
削除モードに入ったら、削除したい通貨ペアにチェックを入れて、右上の「ゴミ箱マーク」をタップすると削除完了です。
削除する通貨ペアにチェックを入れ、ゴミ箱のマークをタップで完了

MT4アプリ チャート画面の設定

チャート画面ではチャート自体の表示設定以外に、チャート分析をしやすいようにインジケーターやオブジェクトの表示設定をできます。

チャート画面の基本設定

時間足の設定方法

画面の右上にある「時計のマーク」をタップすると、時間足の長さを選択できます。

チャート画面右上の時計マークをタップで時間足が選択出来る

  • M1=1分足
  • M5=5分足
  • M15=15分足
  • M30=30分足
  • H1=1時間足
  • H4=4時間足
  • D1=日足
  • W1=週足
  • MN=月足

デフォルトは5分足に設定されています。

チャート画面の色を変更する方法

android版MT4アプリでは、チャートに表示されている前面やグリッド、ボリューム等13項目のカラーを自分好みの色に変更することができます。

ここではMT4アプリのチャート画面の背景色を変更する方法を紹介していきます。
※android版MT4アプリのチャートの初期設定は背景色が白色になっています。


チャート画面の背景を配色セットで変更する方法

まずチャート画面の背景色を配色セットの色に変更する方法を紹介します。

手順
MT4を起動して、左上のMetaTraderのアイコンをタップします。
MT4-スマホ-チャート背景色設定
手順
メニューの一覧より「設定」をタップします。
MT4-スマホ-背景色の変更
手順
設定画面のスキームをタップします。
MT4-スマホ-スキーム変更
手順

スキームの一覧から希望のスキームをタップすると、あらかじめ設定された配色セットに変更できます。

MT4-スマホ-スキーム設定変更完了

好みの配色セットを選択し、「完了」をタップすると変更完了です。


個別にカラーを設定する方法

ここからは配色セットの色ではなく、個別で好みの配色に変更する方法を紹介します。

手順
配色セットを設定する際と同じ手順で、設定画面まで進めます。
手順
設定画面で希望の変更項目をタップします。
MT4-スマホ-個別で配色を変更
手順
カラー一覧より、希望の色を選んでタップします。
MT4-スマホ-配色を選択
手順

チャート画面の色の変更設定が完了できたら、「完了」をタップします。

MT4-スマホ-個別の配色の変更完了

以上で個別のチャート画面の色の変更設定は完了です。

インジケーターの設定

MT4アプリで利用可能なインジケーター

MT4アプリで利用できるインジケーターは現在30種類あります。
トレンド系・オシレーター系・ボリューム系・ビルウィリアムズ系満遍なく揃っています。

インジケーターの設定方法を覚えて、ぜひ色々試してみてください。

インジケーターの設定方法

インジケーターの導入・設定の手順について、今回は「MACDの導入方法」を例に紹介していきます。

手順
チャート画面の上部に「f」と表示されている部分をタップしてください。

チャート画面の上部に「f」と表示されている部分をタップ

既にインジケーターを設定している場合

既にインジケーターを設定している場合はインジケーターの編集画面になるので、画面右側の「f+」をタップして追加画面に移行します。

「メインチャート」と「インジケーターウィンドウ1」など複数ある場合、どの「f+」からインジケーターを追加するかで表示場所が変わります。
迷ったら「メインチャート」側の「f+」からインジケーターを追加することで、オーソドックスな表示にできます。

すでにインジケーターを設定している場合は、画面右側のf+からインジケーターを追加します。

手順

インジケーターの追加画面に進むと、MT4にデフォルトで入っているインジケーターのリストが表示されています。

スマホ版MT4は、PC版のように新しいインジケーターをインストールすることはできませんが、かなり多くのインジケーターが内蔵されています。

インジケーター一覧
手順
インジケーターの追加画面に進んだら、リストの中からMACDを選択します。
インジケーターリスト内のMACD
手順

すると、以下のようにMACDの設定画面に移行します。

設定の数字の部分を書き換えれば、好みの設定にカスタマイズできます。

この画面で詳細が設定できます。とりあえず完了をタップしてもOK
手順
設定内容に問題が無ければ「完了」をタップしてチャート画面に戻ります。
サブウィンドウが出現しMACDが表示されました。

インジケーターの削除方法

手順
導入の時と同じように、fの部分をタッチします。
チャート画面の上部に「f」と表示されている部分をタップ
手順
インジケーターの編集画面になるので、画面右上の「ゴミ箱マーク」をタップします。
右上のゴミ箱マークをタップ
手順

すると下の画像のように、インジケーターの削除モードになります。

削除したいインジケーターにチェックをいれて、画面右上にある「ゴミ箱マーク」をタップして削除は完了です。

削除するインジケーターをチェックして、ゴミ箱マークをタップ

オブジェクトの設定

MT4アプリで利用可能なオブジェクト

MT4アプリで利用できるインジケーターは現在24種類あります。
ライン・チャンネル・ギャン・フィボナッチ係数など様々な種類が揃っています。

インジケーターの設定方法を覚えて、ぜひ色々試してみてください。

オブジェクトの設定方法

手順

まずはチャート画面をタップして、円形のメニューを表示させます。

メニュー内に「積み木のマーク」があるので、そこをタップして下さい。

チャートをタップして円形のメニューを表示させ、積み木マークをタップ
手順

すると「オブジェクト追加」の画面に入り、お好みのオブジェクトを選択できます。

オブジェクト追加画面
注意

チャート上にすでにオブジェクトを追加している場合は、オブジェクト追加画面ではなく、現在反映させているオブジェクトの一覧が表示されます。

現在反映しているオブジェクトの一覧が表示された場合は、画面右上にある「+」をタップ

この場合は画面右上にある「+」をタップする事でオブジェクト追加画面に入ります。

【参考】オブジェクト追加例
水平線(横線)
手順

オブジェクトの追加で「水平線(横線)」をタッチすると、すぐにチャート画面に戻り右上に水平線のマークが反映されています。

注意

このマークを触るとキャンセルになる仕様ですので、触らないようにしましょう。

チャット右上に水平線のマークが表示されます
手順

水平線を引きたい箇所を選び、指を横にスライドさせると、水平線があらわれます。

線を引いた後からでも、直接線を押しながら微調整できます。

線を引きたい所で横にドラッグ
手順
積み木マークを再度押せば、オブジェクトの追加は何本でもできます。
オブジェクトを再選択して、線を2本以上引くことも可能
手順

オブジェクトの設定変更や削除がしたい場合は、オブジェクトを長押しして画面上部に編集メニューを表示させます。

画面右上の「鉛筆マーク」から設定変更、「ゴミ箱マーク」から削除ができます。

編集したいオブジェクトを長押しすると画面上部に編集メニューが表示される。メニュー右側にある鉛筆マークで設定変更、ゴミ箱マークで削除が可能
トレンドライン
手順
オブジェクトの追加でトレンドラインを選択すると、/のマークが右上に表示されます。
チャート右上にトレンドラインのマーク
手順

トレンドラインの始点を押しながら、上昇トレンドなら右上(下降トレンドならは右下)に向かって指をスライドさせます。

線の始点・終点はチャート上のどの位置でもOKです。

任意の地点でスライド
手順
終点の位置を変更したい場合は、終点をタッチして、さらに伸ばしたい方向に指をスライドさせればトレンドラインの修正ができます。
終点や始点をスライドして伸ばす事が可能
フィボナッチリトレースメント

MT4アプリ内には、線以外の分析ツールもあります。

代表的な分析ツールで、フィボナッチリトレイスメントの置き方も説明します。

任意の地点でスライド

基本的にはトレンドラインと同様で、始点を押しながら、上昇トレンドなら右上(下降トレンドならは右下)に向かって指をスライドさせます。

こちらも始点/終点の位置は変更できるので、始点/終点をタッチして、さらに伸ばしたい方向に指をスライドさせれば修正ができます。

女性講師2

オブジェクトは、分析ツールによって指のスライドのさせ方が若干異なりますが、直感的に作成することができます。
使い方を一度覚えれば、2回目以降すぐに作成することができます。


MT4アプリ 注文と決済方法

MT4アプリの注文画面には気配値画面・チャート画面・トレード画面から移動できます。

▼気配値画面▼

気配値からは、取引する通貨ペアを長押ししてポップアップメニューを表示させ、新規注文をタップします。

トレードしたい銘柄名を長押しし、表示された項目の中から「新規注文」をタップ

▼チャート画面▼

チャートからは、右上の+をタップして表示している通貨ペアの注文画面に進む

チャート画面右上の
「+マーク」
をタップ

▼トレード画面▼

トレード画面の右上にある+マークをタップして注文画面へ

トレード画面右上の
「+マーク」
をタップ

トレードしたい銘柄名を長押しし、表示された項目の中から「新規注文」をタップ
▼気配値画面▼

気配値からは、取引する通貨ペアを長押ししてポップアップメニューを表示させ、新規注文をタップします。

画面右上の「+マーク」をタップ
▼チャート画面▼

チャートからは、右上の+をタップして表示している通貨ペアの注文画面に進む

画面右上の「+マーク」をタップ
▼トレード画面▼

トレード画面の右上にある+マークをタップして注文画面へ

新規注文(成行注文・指値逆指値注文)

注文画面からはいくつかの種類の注文をすることが出来ます。

ここからは新規注文する方法や注文の変更、決済する方法を紹介します。

MT4アプリでの注文方法
  1. 通貨ペアの選択
  2. 注文種別の選択
  3. 注文数量の選択
  4. 利確・損切を設定する
  5. 注文ボタンをタップ

注文画面に移行した後の操作方法も見ていきましょう。

注文画面は以下の画像のような構成になっています。

androidスマホ版MT4注文画面の構成

この画面を操作して発注を行います。

①通貨ペアの選択

手順

注文画面に入ったら、まずは一番上に表示されている通貨ペアを確認して下さい。
特にトレード画面から移行した場合などは、希望する通貨ペアが選択できていない事があります。

希望する通貨ペアと異なる場合は、通貨ペアを選択しましょう。

注文画面で選択されている通貨ペアは画面の一番上に表示されている
手順

右上にある「$」ボタンをタップすると、このように「気配値」で表示されている通貨ペアのリストが表示されます。

リストから取引したい通貨ペアをタップして、注文する通貨ペアを選択して下さい。

画面右上のドルマークをタップして通貨ペアリストを表示。リストから取引したい通貨ペアをタップ

②注文種別の選択

手順
注文画面で「成行注文」と表示されている部分をタップすると、注文種別を選択します。

デフォルトで成行注文と表示されている部分をタップすると、注文種別リストが表示されるので、希望する注文種別を選択する

▼注文種別
成行注文現在のレートで
買い/売り注文をする
Buy Limit
(買い指値)
現在のレートより低い値で買い注文を予約
Buy STOP
(買い逆指値)
現在のレートより高い値で買い注文を予約
Sell Limit
(売り指値)
現在のレートより高い値で売り注文を予約
Sell STOP
(売り逆指値)
現在のレートより低い値で売り注文を予約
注文種別の詳細

これらは初めて注文をする人にとっては分かりづらいと思いますので、イラストにしてみました。


Buy Limit注文
(買い指値)の使い方

android MT4買い指値

Buy Limit注文(買い指値)は、上昇トレンドの押し目狙いの時によく使う注文タイプです。

このイラストのように押し目を形成した時に備えて、直近の安値(抵抗ライン)に「買い指値」を置くパターンが多いです。


Buy Stop注文
(買い逆指値)の使い方

android MT4買い逆指値

Buy Stop注文(買い逆指値注文)は、ゆるやかな上昇トレンド中のブレイク狙いの時に使う注文タイプです。

このイラストのように直前まで抑えられていた抵抗ラインの上に「買い逆指値」を置くパターンが多いです。

売り注文も2種類あり、考え方は同じです。下降トレンドが発生している時に使う注文タイプです。

  • Sell Limit注文(売り指値注文)=戻り高値を売る。
  • Sell STOP注文(売り逆指値注文)=下値ブレイクで売る。
手順

成行以外の注文種別を選択すると、現在価格の下に指定する価格を入力する項目が表示されるので、任意の価格を入力してください。

真ん中に表示されている「価格」という箇所が指定する価格です。

その左右の「+」と「-」のボタンから、1ポイント単位で価格の変更が可能です。

成行以外の注文種別選択で価格のしていが出来る。真ん中の数字が指定価格。その左右にあるのが価格変更ボタン。下に表示されるのは発注ボタン。指定価格をタップすると値段を直接入力するキーパッドが表示される

価格の入力が完了したら発注ボタンから注文する事ができますが、その前に注文数量が正しく入力できているか確認しましょう。

③注文数量の選択

注文種別を選択したら、次は注文する数量を、ロット単位で入力します。

真ん中にある数字(最初は「1.00」となっている部分)が注文する数量(ロット)になります。
その左右にあるボタンから「0.1」または「0.01」単位で数量を変更できます。

中央に注文する数量が表示。両サイドに「0.1」または「0.01」単位で数量を変更するボタン。注文数量をタップで、数量を直接入力するキーパッドを下部に表示

注意

海外FXの場合は、1ロット=10万通貨が基本となりますが、FX業者や口座タイプによって異なることがあります。

発注済ポジションの変更

利確・損切りの設定(新規注文)

注文画面では、あらかじめ利確(TP)と損切(SL)の設定をしておく事も可能です。

現在価格の下に決済予約の価格指定項目がある。左が損切価格で右が利確価格

注文画面の現在価格の下に利確・損切の価格設定項目があります。
左側が損切、右側が利確の価格です。

設定は注文種別の時と同様で、価格の左右にある「+」と「-」のボタンから、1ポイント単位で価格が変更できます。

利確・損切りの設定(注文の変更)

注文の時にも利確・損切の設定が可能ですが、ポジションを持った後からでも設定が可能です。

手順
トレード画面の中のポジションを長押てポップアップメニューを表示。
手順
【オーダー変更】というボタンをタップ。
トレード画面で利確・損切を変更・追加したいポジションを長押し。ポップアップメニューの「オーダー変更」をタップする
手順
オーダー変更画面に入ったら、利確・損切の価格が設定できます。
オーダー変更画面では現在価格の下から利確・損切価格の設定が可能。入力できたら画面下部の変更をタップして完了

注文画面と同様、現在価格の下にある項目が利確・損切の価格です。

左右の「+」「-」ボタン、または価格をタップして直接入力して価格を設定します。

正しく価格の設定ができたら、画面下部の「変更」をタップして完了です。

MT4で注文・注文変更ができない?

多くの場合、③注文数量と④損切・利確設定の不具合が原因です。

③注文数量が自分の口座残高に比べて大きすぎると、証拠金不足のため注文ができません。その場合は、注文ロット数を少なくするか、口座残高を増やす必要があります。

また④損切・利確設定は、現在価格から近すぎると注文・注文変更ができません。業者によって違いますが、XMの場合、ユーロ円なら5pips、ドル円なら4pips以上現在価格から離れている必要があります。
【気配値】→【通貨ペア】長押しで、各通貨ペアの詳細で確認できます。

成行決済

スマホのMT4アプリの決済は、トレード画面から行います。

手順

まず、トレード画面にいくと、ポジションを持っていれば、ポジションの詳細が表示されています。
(含み益なら青、含み損なら赤く表示されています。)

トレード画面のポジションの項目に、発注したポジションの詳細が表示される。
手順

ポジションを長押しすると、ポップアップメニューが立ち上がるので、「クローズオーダー」を選択してください。

トレード画面で決済したいポジションを長押し。ポップアップメニューの「クローズオーダー」をタップする
手順
画面下にあるティックチャートを見ながら、良いタイミングを見計らってクローズボタンを押せば、決済完了です。
オーダークローズ画面の最下部に決済ボタン
POINT

画面下にあるティックチャートはリアルタイムの価格推移をあらわしています。
売値と買値が同時表示されるので、スプレッドがどれだけあるかを確認することもできます。


スマホMT4アプリに関するよくある質問

FAQアイキャッチ

スマホMT4アプリで注文ができません。

スマホMT4アプリで注文ができません。
MT4で注文できない場合に考えられる原因は、①MT4にログインできていない。②取引銘柄が口座タイプに合っていない。③指値注文/決済の設定が正しくない。④注文数量(LOT)が正しくない。⑤取引時間外。などが考えられます。

MT4の表示時間を日本時間にすることはできますか?

MT4アプリの表示時間を日本時間にすることはできますか?
いいえ、スマホ版MT4の表示時間を日本時間にすることはできません。時差は業者によって異なり、例えば海外FX業者のXMの場合は7時間(サマータイム中は6時間)の時差があります。

MT4アプリでプッシュ通知を受け取ることはできますか?

MT4アプリでプッシュ通知を受け取ることはできますか?
MT4アプリでも取引が約定した時や注文が変更された時、ロスカット時などにプッシュ通知を受け取ることができます。ただし、プッシュ通知の設定には、PC版MT4が必要で、またパソコンは常時起動しておかなくてはなりません。

EAやカスタムインジケーターは利用できますか?

MT4アプリでEAやカスタムインジケーターは利用できますか?
いいえ、MT4アプリではEAやカスタムインジケーター等の標準搭載されていない機能は利用できません。その為、普段PCで利用している場合、PCとMT4アプリで全く同じ環境でのトレードはできません。